ロシアゲートは潜在的に幕引きならず

水曜日から木曜日にかけて、ドル円は一気に下押し。木曜日の夕方に110.23の安値までの急落となった。その後は戻りが強まり、雲の中に再突入している。NY時間後半には、コミーFBI長官が圧力を受けていないと証言したビデオが出回ったということで、一旦リスクオフが後退している。

ユーロドルは木曜午前につけた高値1.1171から一旦は調整を挟むも、再度高値圏に戻ってきている。

一旦は雲を突き抜けて下落し、再度雲に戻ってきたドル円は、難しい状況。下値は雲下限の111.13が守られるかが焦点となり上値は雲上限の112.10の重さを様子見する。上昇基調がロシアゲートに水を差された中、次の方向性を探す展開。

ユーロドルは中期的にまだまだ上値追いを続行する流れ。

今晩は特段の材料がなく、引き続きロシアゲートを意識しながらの推移。コミーの議会証言のビデオというのは、5/3のもので、トランプがコミーを解任したのは5/9。ビデオだけでロシアゲートが事実無根だったと判断するのは尚早。むしろ何とか世間の注意を逸らそうという意図が見え隠れする。引き続き波乱含みと捉えておくべき状況。

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深まるロシアゲートでドル円は雲入り

火曜日のドル円は下押し。底堅さを確認した後は上値の重さも確認。米指標も背中を押すには不十分な数字だった。月曜日の早朝に付けた安値113.15を下回り、ロシアゲート絡みで、トランプがコミーFBI長官にフリン捜査中止を要請したとの続報も嫌気され、今日の夕方までに112.25の安値まで下落を続けている。

ユーロドルは大幅続伸。5/8の高値1.1020を超えて一気に上値追いとなり、今日の夕方には1.1121まで上昇を続けた。

ドル円は雲に再び足を突っ込む形。雲上限の112.54で何とかサポートされれば良いが、予断を許さない。雲下限の111.72や基準線の111.24までを視野に入れるかどうか、重要な局面に差し掛かっている。ユーロドルは上値の目処に乏しく、昨年11/9の高値1.1298を横目に見ながらの展開。下値は転換線の1.0978。

今日は特段の材料はない。トランプへの不信感を拭えるかどうかが目下の注目点となっている。

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下値の堅さを確認

月曜のドル円はもみ合いながらも下値の堅さを確認。週末中の北朝鮮のミサイル発射での下押し、21:30のニューヨーク連銀製造業景気指数が、マイナス1.0(予想プラス7.5)と大幅に悪い数字での下押し、6時過ぎのトランプがロシアに機密情報を渡したというヘッドラインでの下押し、も限定的に留まった。高値は113.84止まりだったが、引き続き5/11の高値114.36を目指す。下値は転換線の113.22が目先サポートとして意識される。

ユーロドルは続伸。押し目らしい局面もなくジワリと上昇を続けている。5/8の高値1.1020に向けて視界は良好。

今日は18:00独・ユーロ圏ZEW景況感指数、21:30米住宅着工件数、建設許可件数、22:15米鉱工業生産指数などが控える。材料としては小粒だが、リスクセンチメントの改善を背景に、ユーロの上値追いの後押しや、ドル円の上値回帰のきっかけとなる可能性がある。

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元の流れに戻る週

金曜のドル円は、米小売の悪い数字に反応して再度下押し。0:00には113.19の安値を付けて週を終える。今週に入って、週末の北朝鮮のミサイル発射を受けてやや下げて始まるが、113.15と下押しは限定的に留まっている。転換線の113.16に面合わせして反発した格好。何らかの支援材料を待って、再び上昇基調へと回帰していく。

ユーロドルは金曜の米指標を受けて上昇トレンドに回帰。転換線の1.0929を通過点として、再び上値を追いかける。

今週は木曜日のドラギ講演ぐらいしか目立った材料はなし。テクニカルに沿っての展開を念頭に置きながら、後退しつつある北朝鮮リスクや、新たに火種となりつつあるトランプのロシアゲートの動向に注意を払う。

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ドル円114.36のレベルがCapとならないように

水曜日のドル円は底堅く上値を少し更新。木曜日に入ってからは調整下落し、23:15には113.45の安値。その後は安値圏でもみ合って推移し、下値を伺っている。安値更新後の下値目処は、転換線の113.07、雲上限の112.80と続くが、突発的なリスクオフのイベントがない限りは下値が堅い状況。早めに上値追いの環境に戻していきたい。

ユーロドルはジワリと下値を更新し続け、昨晩には1.0838まで下押し。基準線の1.0795に至る前に反発といきたい所。目下値動きは細ってきており、ユーロの次なる支援材料を待って、上方向に戻る体勢でもある。

今晩は21:30に米CPIと小売が控える。既に6月利上げを95%織り込んでいる状況だが、今年後半以降の更なる利上げペースとバランスシート縮小の動きを占う上で、大きな影響を持つ可能性がある。特に米小売は弱い数字が改善できるか、注目が集まる。

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