トランプリスクの本領発揮となるか

金曜深夜にオバマケア代替法案の採決を取りやめることになり、何故かドル円は反発して週を終えたが、週明けから売りが再開。110.25の安値まで下げてきている。下値の目処は全く見出せず、昨年11/9の安値101.18までの全戻しまであり得る状態。いよいよトランプリスクの本領発揮となっていくのか注意。

ユーロドルは週初に窓を開けての上昇。何度か跳ね返されていた2/2高値の1.0828を超えてきた。本格的な上昇が見込める形となっている。トランプリスクによるドル安、ECBの利上げや緩和引き締めによるユーロ高の展開となっていくのか注目。

今週は主だった材料はなく、火曜日のイエレン講演、金曜日のユーロ圏HICP程度。引き続き政治リスクに焦点を当てつつ、米欧の金融政策に注意していく。

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トランプ対議会の試金石

木曜日はドル円は続落。欧州時間からNY時間序盤にかけて断続的に下げ、22:15には110.62の安値。その後はオバマケア代替法案を巡りマーケットは一喜一憂しながらもみ合い、東京時間に入ってやや上昇。下押しは一旦収まったが、中期的には下方向を大きく覗いている状態。昨日の安値以下、下値には注意が必要。上値は転換線の112.90。イエレン講演は金融政策への言及なく、無風。

ユーロドルは小さな値幅でもみ合い。2/2の高値1.0828を超えることができず、反落を始めている。直近では下値の目処は転換線の1.0711だが、中期的には上下に挟まれてのもみ合いに入っていく形ができ始めている。

今日は昨日に引き続いてオバマケア代替法案の採決に焦点が当たる。これまでのゴタゴタを踏まえた上で、終わりよければ今後も良し、ということだが、もし否決されれば、減税やインフラ投資の本丸の実効性に大きな疑問符が付くことになる。

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オバマケア代替法案が通らないかも

今日は米議会でオバマケアの代替法案の採決とのこと。共和党内でも一部反対が出ており、可決されるか微妙なところ。もし否決されれば、その他のトランプ政策の実効性にも暗雲が立ち込め、トランプリスク発現の契機となる恐れがある。過半数の215に、あと5人分足りていない様子。

CNBC Here’s why the GOP is coming up short on votes to repeal Obamacare 

NHK 米トランプ大統領 オバマケア代替案の可決へ躍起 

ドル円はフリーフォールか

月曜夜から火曜朝にかけて、ドル円は下値を更新。112.25の安値を付けて、一旦は反発。しかし火曜夜に再び下値をトライし、今に至るまで安値を更新し続けている。2/7の安値111.58を下回ったことで、目先の下値目処が付かず、フリーフォールの恐れが高まる。

ユーロドルは続伸して高値圏でもみ合いも、2/2の高値1.0828を前にして足踏み。中期的には上方向は変わらない。

今週は大した材料がなくこれまでに至る。明日にはイエレン講演が控え、ようやくFOMCの次の展開を見ていくことができるのか、注目が高まる。

ユーロ円 売り 120.68

イベントが落ち着き再咀嚼の週

金曜日のドル円は続落し、現在まで安値圏で推移している。G20の影響は特段現れず、東京休場の中、小動き。上値は基準線の113.59からで、中期的には下方向、2/7の安値111.58を狙う体勢となっている。

ユーロドルは高値圏でもみ合い。金曜日には仏大統領選関連でルペン優勢のニュースに一時ユーロ安で反応したが、下値は限定的で堅調推移。中期的に上方向を向いている中、2/2の高値1.0828を捉えていく流れ。

今週はイベントが少なく、木曜日のイエレン講演が材料になる程度。この数週間で目まぐるしく展開してきた内容を再咀嚼していく。金融政策については、FOMCは6月利上げの織り込みが50%を超えている状態で、年3回の利上げペースが確実に守られていくかがポイント。ECBは利上げの議論が始まっている様子で、ドラギ総裁を始めとするメンバーの発言には注意が必要。日銀は方針変わらずだが、緩和政策の限界に円高リスクが潜む。トランプの税制・財政政策は中々具体的な姿が見えてこないが、あと1ヶ月程度は我慢して付き合っていくことになる。時間がかかるにつれてトランプ失望の動きにつながるリスクがある。トランプの為替・通商政策は、硬軟入り混じった発言があり、こちらも具体的な方向性が見えにくい。EUではオランダ選挙はウィルダース躍進とならず、ひとまず安心材料となったが、待ち構えるフランス大統領選以降にも注意が必要。オランダの選挙結果がフランスの世論に影響を与えるとは考えにくく、独立したリスクとして意識する。

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